デジタコで車両の運行管理を効率化・精密化する

デジタコは、車両の運行状況を記録するための装置であるタコグラフをデジタル化した機器です。

2010年代の半ばにタコグラフの設置が義務付けられる車両の範囲が拡大されたことに伴い、普及が一層進むようになりました。従来のアナログタコグラフがチャート紙に直接描線で記録する方式だったので、読み取りに一定の知識が必要だったのに対し、デジタコはデジタルデータをコンピュータのアプリケーションで処理することにより、誰でも見やすく、理解しやすく加工できるという利点があります。

さらに、乗務日報を作成する際の基礎データとしてもそのまま使えるため、トラック輸送を業としている会社などでは業務の効率化に役立っています。デジタコには製品ごとにさまざまな機能があり、販売価格にもかなりの幅があります。

エントリーモデルであれば5万円前後で購入できますが、高級機になると10万円を超えるものも少なくありません。この価格の違いは、主として記録できる項目の数と、拡張機能の多さに由来します。一般的なタコグラフは走行中における速度の変化と走行時間をもっぱら記録しますが、これに加えて急ハンドルやアイドリング時間、給油の状況などに関するデータの取得も可能です。項目が多いほど、当然ながらきめ細かな運行管理が可能となります。また、高級機になるとGPSやETC機器などとの連動もできます。これらの拡張機能を使えば、走行ルートや高速道路の利用状況なども管理することが可能です。

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